| ■施主:某大学教授 ■ハウスドクター:(有)ゆ.と.か一級建築士事務所 勝亦 裕一 |
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1階は完全なバリアフリーとし、外部〜玄関〜個室・便所はレベル差がない設計、 そして2階にリビング、屋根裏を子供達のスペース・収納スペースとして活用し、4層のスキップの空間としている。 リビングスペースには小上がりの囲碁の出来る畳スペースを設け、キッチンをオープンにし、 リビングの延長として広めのデッキ(ベンチ付)を用意し多くの来客に対応できるものとした。 新築以来大変上手に使われて生活している様子。 時折招かれて奥様の美味しい料理とお酒に舌鼓をうって楽しい時間を過ごさせて頂いている。
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←敷地の建物配置を設計図に基づいて決める。 クライアント(施主)は図面を見ただけでは位置・大きさがわからないので、テーピングをして平面の大きさを認知してもらう(地縄張り)。 |
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←次に「やり方」といって、正確に建物の各軸(通り)を決めるための作業を行う。 写真の様に木の杭を打ち込み、板(貫板)をとめ、これに水糸といってテグスの太い様な糸を張って水平レベルを出す。 |
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←地面に基礎のコンクリートを設けるため所定の位置まで掘り下げ(根伐)、鉄筋でその形に組みます。 建物にとって基礎は上部の荷重を地盤に伝える大切なものです。これをおろそかにすると、後で地盤沈下に伴う不等沈下を起こしとり返しのつかないことになります。くれぐれもご注意を! |
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| ↑最近の工事では、基礎で囲まれた平面全てにコンクリートを打つベタ基礎工法が一般的になっています。 ここの場合、防温土間と云って下にビニールと断熱材(スタイロフォーム)を敷き、その上に鉄筋を組んでコンクリートを打設しています。 写真はその後の外部の排水管を埋設している所です。 | ↑基礎工事の次は、いよいよ上棟です。 基礎の上に、建物架構体の土台をアンカーボルトでしっかり止め、当日の●から柱や●を組み上げ、屋根組(小屋組)まで一気に進めます。 午後2時位にその作業が終り上棟式の準備に入りました。式には主だった職人も参加し、施主と共にこれからの工事の無事を祈ります。 |

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| ↑屋根と外壁の工事が終わると内部の工事に入ります。 写真は床・天井工事、壁下地工事に併せ配管工事の様子です。 図面だけでは竣工後、どこに水道・下水の配管が通っているか解らなくなってしまうので、この様に配管を記録しメンテナンスに備えます。 |
↑同時に電気の配線工事も行われます。 写真では外壁周りの断熱材が見えています。 この家にはエアサイクルシステムといって、外壁に通気をとり空気が循環し湿気を内部に呼ばない様にしています。 |
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| ↑最近私どもが設計している家は、殆どが床暖房を取り入れています。
エアコンやストーブなどの暖房システムだけでは、暖気が上に上がってしまい床付近が冷たいということになります。 人の体には床が暖かく感じられる位がちょうど良いのです。 床暖房のシステムもいろいろとありますが、私どもは低温のお湯が循環する体に優しいシステムを採用しています。 |
↑内部工事も進み、壁の板張り・内部の家具工事・仕上げ工事に入り、いよいよ竣工です。 |
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←建物の各部をご案内しましょう。 前面の道路からゆるやかなスロープで玄関に向かいます。 建物の真中2階部分にデッキを設け、その下にポリカーボネートの透明な屋根をつくり 1階の部屋の前のテラスに雨が落ちない様にしてあります。 |
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| ↑2階のデッキはベンチ(花台兼用)を設け、人が座ると背もたれの角度にデッキの立ち上がりを設けています。 大学の教え子や友人が来る時、ここでフリートークをします。デッキ付近は壁もウッディな仕上げとし、落ち着いた雰囲気となっています。デッキはビス止めとし、塗り変えの時にすべての部材が取り外せます。 |
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| ↑東側2階はキッチン専用のデッキです。 サービスデッキとして、生ゴミなどここに置くことが出来ます。 1階へも専用の黄色に塗り上げた専用階段があります。 |
↑外部の玄関ポーチから玄関ホールへは、フラット(平ら)で入れ、 玄関ドア下には専用の排水溝があり、雨などは室内へ入れません。玄関も段差なしでホールへ上がれます。 ここにベンチと手スリがあり、足腰の弱い祖父も楽に履き替えが出来ます。 |
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| ↑1階の祖父の部屋には、専用の浴室兼便所(4帖の広さ)があり、
段差なしで入れるようにここにも排水溝を設けてあります。 ここにも床暖房が組込んであり、冬でも寒さは感じません。お年寄りには急激な温度の差は事故の原因となりますので、 皆さん計画にはご注意ください。また、将来リフトも吊れる様、天井の骨は補強してあります。 |
↑浴室のスペースです。 浴槽の左側は開けてあり、将来介助者が入れるスペースとしています。 手スリも必要な場所には設けています。手スリの位置の変更が可能なように壁はパネル仕様としています。 |
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| ↑洗面と便所のスペースです。 各専用の手スリを設け、鏡も若干斜めに取りつけてあり、座ったまま使用できる様にしてあります。 |
↑1階玄関脇の書斎は窓以外、壁画は全て本棚としています。 大学の教授なので、研究室から書籍を持ってこられ今では満パイ状態です。 |
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| ↑階段室の様子です。 手スリは壁に埋めこんであり、登り降りの邪魔にならない様にしてあります。 半地下へ降りる段階も跳上げ部分をへこませて、本が納められる様にしてあります。 |
↑折返すと立上り壁の上に手スリを付けてあります。これで壁面から手スリが出ません。 |
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| ↑スペースを有効に使うため、階段の上にも光を通すスノ子状の床を設けています。 | ↑2階へ登ったところです。ここからリビングスペースへの間仕切りなしで入ります。 |


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| ↑ダイニングスペースです。 木目の美しいウエスタンレッドシーダー(アメリカ杉)でテーブルを作りました。同じ材料でベンチも作ってあり、ベンチは座の部分が開き収納となっています。 |
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| ←リビングからデッキを見たところです。 この建物のサッシは、ペアグラスの入ったプラスチックサッシを入れてあり、断熱性に優れています。 |
| 子供部屋からロフトへの階段です。→ 下は勉強スペース、ロフトにはベッドスペースとフリースペースが設けてあります。天窓を通して星空を見ながら…。 |
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| ↓畳スペースの下は全て収納としてあり、あおり戸を上げて出し入れします。 | ||
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| ↑各子供の部屋の手スリは色を変えて塗ってあります。 | ↑奥様のスペースへ上がるスライド式の階段です。 不用な時は、可動式になっており、通路の邪魔にならない様に収納できます。 |