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■第2回 野鳥の雛を保護した時は
 これからの季節は野鳥の雛を保護する機会が増えてきます。 もし野鳥の雛が落ちていたら、近くに巣が無いか探してください。見つかればそこへ戻しましょう。 地面に雛がウロウロしていて元気そうな時も、実は巣立ちの時期であまり飛べないだけのことが多いのです。 そっとしておいてください。あきらかにに弱っていて親の巣も見つからない場合は、やむを得ませんので人の手で育てます。 雀、ヒヨドリ、ムクドリ、ハト、四十雀、カラス、ツバメが圧倒的に多いので、これらに絞って説明します。

 雛を保護した時は、28℃〜32℃位に暖めます。湿度は50〜60%位が適当です。 雀、燕とムクドリ、シジュウカラの雛は7分餌という擂餌(すりえ)を、味噌より少し柔らかく練って小松菜を混ぜ、へらで与えます。 クモや青虫も与えると良いでしょう。シジュウカラではピーナッツや麻の実を粉にして、少量混ぜます。カラスとヒヨドリは5分餌です。 ヒヨドリはかなり植物食の強い鳥ですので、果物や小松菜を多く混ぜて与えてください。最も栄養障害を起こしやすい鳥です。 ハトは3分餌か、フォミュラーという手乗りの鳥のための流動食を与えます。いずれの鳥もなるべく早く自分で成鳥の餌を食べるようにしましょう。 ヒヨドリとハトは自分で食べるようになるまでにかなり時間がかかります。

 鳥は種類によって必要な栄養が全く異なります。与える餌を間違えて栄養障害を起こさないでください。 人の手で育てると愛情が湧いて、放鳥しづらいかもしれませんが必ず自然に帰しましょう。その他の鳥についてはご相談ください。
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