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■第1回 ラビットクリニックを始めてわかった様々なこと
 はじめまして。獣医師の斉藤久美子です。これから半年間「うさぎ」に関するコラムを担当させていただきす。どうぞよろしく。

 1999年の9月に東京都の田端というところにうさぎの専門病院なるものを開設しました。 多くの友人に「そんな無謀な」とか「大丈夫なの?」とか言われながらの 船出でした。今でも飼主さんから「先生、うさぎだけでやっていけるの?」と聞かれる始末。 でも開業から1年半経って、今の所つぶれずに、なんとかこのまま頑張れそうです。

 この病院を始めて、いくつかのことがわかりました。まず第一に"うさぎの飼主さんは真面目で勉強熱心"ということ。 ラビットクリニックでは「ラビットオーナーズカンファレンス」というお勉強会を兼ねた飼主さん集会をやってるのですが、 皆さんとても熱心にセミナーを聴いて下さいます。 それから、うさぎの病気を診てくれる病院を切実に探している飼主さんがいかに多いかということもよくわかりました。

 もうひとつわかったこと・・・それは私は飼主さんにズバズバ言い過ぎるという定評があるらしいことです。 でも私は飼主さんの味方である以前にうさぎの味方だし、私の毒舌は昔からこうなので、やっぱり変わらないような気がしますが、 ま、なるべく遠慮してソフトにお話するように努力はしています。

 最後にもうひとつわかったこと・・・これが一番大事なことなのですが・・・それはうさぎにはまだまだ“前時代的な病気”が多いということ。 言い換えれば、飼い方で防げる病気がいっぱいあるということです。次回以降、こういう病気についてお話していきます。
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