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■第12回 イヌはヒトのカウンセラー パート2
 AAAとAAT、何の略語でしょうか。AAAとは、アニマル・アシステッド・アクティビティーの略で動物介在活動、 AATはアニマル・アシステッド・セラピーの略で動物介在療法と言います。 前者は動物とのふれあい活動で後者は教育・福祉・医療分野での動物を介在させた治療行為です。一般的には総称してアニマル・セラピーと言っています。

 イヌを撫でたり触っていると、仕事や家庭生活での疲れが吹っ飛んでしまったり、心が癒されるような気がします。 事実、イヌに触れることでヒトの血圧や心拍数が安定したり、一時的に痛みがやわらいだりします。 老人ホームなどでAAAに従事していますと、お年寄り達は実に和やかに、時には心が開かれ会話がはずみ、笑顔が増えることを経験します。 末期ガンの患者さん(ターミナル期)にベッドサイドでイヌと触れ合うことで、幻覚症状や痛みが一時的ではありますが軽減したり、 死に対峙する姿勢が生まれたりします。

 大人や子どものストレスが動物とふれあうことで緩衝されたり、健康面にもプラスの効果をもたらしたりもします。 イヌを飼っていることで共通の話題ができて家族との会話が増えたといったこともよく聞きます。 今後心の問題を持っている子ども、虐待を受けた児童、学校/社会不適応を示している子ども達にも、イヌは積極的にかかわっていくことでしょう。 そう足元にいるゴールデンのアニーと黒ラブのボニーは私の癒し犬でもあります。

 イヌも癒され、ヒトも癒される。癒し癒されの関係、イヌこそ最良のパートナーです。
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