最近新聞の紙面を沸かせているのが、児童虐待のニュース。
同時に、矢ガモではありませんが、動物の虐待に関するニュースも。ジョン君は3歳のダルメシアン。
映画『101』のヒット以来、全米でも日本でもダルメシアンの人気は急騰しすぐに急降下。
そんなあおりか、ジョン君はある家庭で飼いきれないと、とあるペットショップのオーナーから連絡がありました。
ゲージの中で怯え、背中をまるくエビおり状態で、しっぽを折り曲げて、全身を硬直させているジョン君でした。
診断は、恐怖症。オーナーからの限られた情報から推察するに虐待の臭いがプンプン。
しかも、接近するヒトへの怯えと不安からくる噛みつき行動が見られました。俗っぽく言えば、人間不信ということでしょう。
しかし、噛むにはそれなりの理由があります。
トラウマ(心的外傷)や恐怖からくる攻撃性に関しては、その原因を突き止めることで初期の段階では治療できます。
このジョン君の場合はヒストリーがはっきりしませんでした。
そこでジョン君を自宅に置き、私のイヌ、ゴールデンのアニーと黒ラブのボニー、共に4歳、2歳の妙齢の美女と一緒の生活をさせることにしました。
触られること、ヒトやイヌが接近することなどに段階的に慣らしながら不安や恐怖を取り除く、系統的脱感作法といった手続きを用いました。
ジョンという名前にも良いイメージを持っていないでしょうから、希望ある犬生をとホープに改名。今は、若い夫婦の元で幸せに暮らしています。 |
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