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■第11回 自宅でできるマッサージ、灸、温浴療法
鍼灸治療は、飼い主の方が自宅でもマッサージ、お灸、温浴などの加療をして頂くと効果が上がります。 ほんのさわりですが自宅でできる療法を紹介致します。

【按摩・マッサージ・指圧】
これらの手技療法のコツは、やりすぎないこと、無理をして行わないことが大切です。 一番簡単な方法は、動物の手並みに沿って、優しく撫でてあげることです。これを繰り返すと、毛並みも良くなります。 人間では手掌や足底に全身のツボがあると言われています。動物でも手足の肉球をゆっくり揉んであげるとリハビリの効果があります。

【お灸】
身体に貼るタイプのお灸は、温度の調節が難しく火傷を起こすこともありますので、お奨めできません。 当院で、自宅用にお渡ししているのは、「棒灸」です。これはモグサをタバコの様に棒状にまとめたものです。 先端に火をつけ、患部に近づけます。この時、動物の患部付近に自分の手をあてがい、お灸の熱が気持ち良く感じる距離に棒灸を保ちます。 熱く感じたら、棒灸を患部から離し、冷めたら近づける。これを3〜5回繰り返します。「もむカイロ」も応用できます。

【温浴療法】
漢方の温浴剤を使用します。生薬独特の臭気があり、またティーバックのように一・二度しか使えない、お湯が腐り易い、 などの欠点はありますが、効果大です。患畜を湯船に入れてマッサージを施すと、更に効果が増します。
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