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■第4回 お灸の話し
「モチグサ」つまりヨモギは、草もちや草だんごの生地を鮮やかな緑色にするために用いられます。 痔出血、下血、子宮出血、切り傷、神経痛、リウマチ、高血圧、腹痛、腰痛、喘息、感冒などに薬効があるとも言われております。 野原や土手でよく見かける草ですのでご存知の方も多いと思います。 私のところでは、アロエのプランターに何故かヨモギも生えてしまい、薬草どおし仲良く共存している状態です。 さて、お灸に使う艾(もぐさ)もヨモギから作られます。ドッグフードやキャットフードに良質なものと粗悪品があるように艾にも良し悪しがあります。 良質の艾はヨモギの綿毛を乾燥したものでベージュ色でフワフワ柔かく、それでいてまとまりやすく、そして値段もそれなりです。 粗悪な艾は葉のスジなどが混入しているため黒茶緑色をしており、まとまりにくくボソボソとしています。 良い艾は燃焼温度が低く、このため米粒大か、それ以下の大きさにして直接皮膚につけ点火します。 後者は燃焼温度が高いため、灸頭鍼(灸を鍼の頭につける)、温灸(皮膚に近づけるお灸)、隔物灸(みそ、ニンニク、生姜等を皮膚の上に置き、そこに灸をすえる)などに用いられます。 しかし、実際使用してみると"良い物は良い"訳で、ゆえに私は良質の特級艾を灸頭鍼に用いています。 艾の卸業者からよく、「もったいない」と言われてます。
さて、家庭でペットにお灸をする場合は、棒灸(温灸)をお勧めします。 お灸を皮膚に近づけるだけで直接触れないため火傷の危険がなく、ペットが動いても安全に行うことができるお灸です。
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