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■第12回 最終回
これまで日本猫についての考え方、子猫との正しい接し方などを少々辛口で述べてきたが、 これからの人間と猫の関わり方について最後に述べておこう。
「犬は人に付き、猫は家に付く」これは昔から言われている言葉だが、この言葉は猫を正しく知るためには欠かせない言葉なのだ。
犬は群生を基本とし、仲間と協力して相手を倒し、また自分を護る。反対に猫は敵と戦うも身を護るも全て自分一人、単一行動を基本とする。
例えば犬は紐をつけて飼い主と散歩をすると強い仲間と手をつないで歩いている事になり、安全確保につながるのだ。 従って犬は人と散歩をする事によってストレスは解消されることになる。 これを間違えて猫もたまに散歩をしてあげようと飼い主は猫に紐をつけて散歩に連れ出したとすると、 自分一人で自分を護らなければならない猫は自分の縄張りの中が一番安全と思っているのに紐で縛られて怖い所へ引きずり出された事になってしまうのだ。 猫はストレスが溜まるばかりか、飼い主まで噛み付いて逃げようとする。猫にしてみれば、ごく当たり前の行動なのだ。
このように猫を正しく理解せずに接していたとすれば、良かれと思ってしている事が猫にとっては迷惑千万という事になる。 これからは猫という同じ地球に生きる大切な仲間を正しく理解し、相手の立場で尊重し、楽しく平和な人間社会であって貰いたいものだ。
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