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■第4回 動物を追い詰める人間の「親切心」
  この原稿を書いている今はさっぽろ雪まつりの開催中です。
今年は雪が少なかったり、気温が不安定で、準備が大変だったようです。
冬の北海道のイメージとして、雪原にたたずむキタキツネという絵があるかと思いますが、いかがですか。

北海道の田舎の観光地には彼らがよく居るのですが、もともとそこで生活していたわけではなく、 観光客が与える食物や放置したゴミを目当てに集まってきて、そこに住み着くようになった個体も多いのです。
クルマを恐れなくなった彼らは交通事故に遭い命を落とすことも多く、狩りをしなくなった個体は食物を得ることができず餓死したり、 養豚農家の子豚を狙うようになり、ワナにかかったりするのです。食物を与えることが動物をかわいがることだとは思わないで下さい。

  この事は一緒に暮らしている伴侶動物にもいえる事です。やたらとヒトの食物や、オヤツを与えることにより、食物アレルギーに起因する皮膚疾患や消化器疾患になってしまったり、肥満による循環器疾患、肝疾患、椎間板ヘルニア、または尿石症など、結局は動物を苦しめることになるのです。少し説教がましくなってしまいましたが、考えてみて下さい。

  雪まつりが終わっても北国の春はまだまだ先のようです。本州のように杉の花粉が飛ばないだけ幸せでしょうか。
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