ペコハウストップページ ブログの書き方
■第1回 空気のコントロール
はじめまして。私は“人と犬がより良く生活をする”をテーマに、さまざまな活動をさせて頂いております。 主に都会で暮らす犬たちが飼い主と一緒に居ることができない時間に、お預かりをして一緒に過ごすという仕事を中心に活動しています。

お預かりというとケージの中で過ごす犬たちを想像する方は多いと思います。しかし近頃は、お預かり専門に営業されている方も出てきました。 もちろん私もケージを一切用意せずに、お預かりを専門に営業させていただいています。その中で感じる事を中心に全8回担当させていただきます。 何かの役に立てると幸いです。

今回は、空気のコントロールについてお話させていただきます。 この空気とは、お部屋の中の気になる匂いや、犬たちの過ごしやすい室温の話ではありません。 この空気とは、その場のムードをコントロールするということです。 よく空気の読めない人がその場の雰囲気を壊すなんていわれますが、この場合に使う空気と似た意味です。 人と犬、犬と犬、人と人が同じ空間で心地よく過ごすためには、この空気作りがとても大切なのです。 相性の合わない犬同士も落ち着いた空気の中では、お互いに同じ空間に滞在することができます。 普段の生活の中で飼い主は、犬に対して注意をしたり、時には叱ったりします。それはどんな時か振り返ってください。 おそらく、その瞬間のご自分の気分が犬に合っていない時ではないでしょうか。その気持ちがその場の空気を作り犬の居心地は悪くなります。 この状態で犬をコントロールしようとしても犬は耳を傾けてくれません。 考え方を変えると、犬が作るその場の雰囲気を壊しているのは、人間なのかもしれません。 注意をしたり叱ったりする前に、犬が作ろうとしている空気を感じとるか、お互いに心地よい空気を作るようにすると、 叱ったりせずに穏やかな気持ちで接することができるようになります。 しかも犬は、飼い主が自分に合わせた空気を作ろうとしているという事を感じとります。 そうです。犬はその空気を読み取りたちまち飼い主の言うことに耳を傾けるようになるのです。

犬の知識を頭いっぱい詰め込むよりも、“愛犬と私の心地よい空気”を見つけることが、愛犬とより良く生活をする重要なポイントだと思います。 少し抽象的にお話させていただきましたが、この号でお伝えしたいことは、 犬に直接触れなくてもある程度犬をコントロールすることができるという事です。 心地よい空気のなかでは、さらに精度の高いコミュニケーションがとれることを知ってほしいという事です。 次回は、具体的な空気のコントロールの仕方についてお話させていただきます。
TOPページ