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■第7回 ドギーラボを立ち上げて(ロックとコタローを矯正して)
 愛犬ロック、コタローのしつけに熱くなり訓練士になりましたが、 訓練所の方法では我が家での犬たちの問題を直すことはできませんでした。一番困っていたのは、訪問者に対しての威嚇です。 ドアホンが鳴ると真っ先に玄関先まで飛んでいき吠えまくる始末でした。 大きな段ボール箱を抱えた宅配便の方があとずさりした時に「これはなんとかしなくては!」と思いました。 あとは、ロックが私に向かって唸ることでした。寝ているところを抱き上げようとしたり、エサを食べている時に器に触ったり、 ガムを噛んでいる時に取ろうとすると唸るのです。さすがに少々怖く、身体と気持ちがかすかに引いてしまうのは感じていました。 今思えば、わずかなビビリもロックには感じ取られていたのです。コタローは唸ったりはしないのですが、明るい不服従とういうのをやってのけます。 下手に出ているふりをして指示に従わないのです。マテの指示を出しているのに、姿勢を低くして申し訳なさそうに歩き出し、待ちません。 そんな訳で、シドニーより帰国してから2頭の矯正プログラムを実施し始めました。とにかく自分の犬を直せないなら仕事は立ち上げられない、 という気持ちで真剣に取り組んでいったところ、変化が表れ始めました。 家の中での細かなルールを守り、外では毎日一頭ずつ歩行訓練を約1時間続けた結果、今ではドアホンが鳴っても、 奥の部屋の自分達のクッションの上で、耳だけを玄関の方に向け、こちらが「良し!」と指示を出すまでは荷物の点検(?)を始めません。 宅配便の方には「今日はワンちゃんはいないのですか?」と聞かれる始末です。
プログラム実施当時ロックは4歳、コタローは2歳半でした。
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