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■第1回 ロックと出合って
 我が愛犬ロックはミニチュアシュナウザー。ブリーダーのご主人はちょっと不思議な人です。 ペットショップも営んでいますが、ショウケースは一切なく、店の奥に向いてバリケン(クレート)が数個並び、子犬が自由に店内を走り回っています。 子犬と初めてお見合いをする日、店に入って挨拶をするやいなや「ほら」と子犬を一頭抱かされました。 後で聞いたのですが、彼は子犬を抱いている様子を見て、その人に売るか売らないか判断するのだそうです。 「安易に犬を飼いたいと思っている人に、ウチの可愛い子たちは売れん!」ということなのだそうです。 どうやらこの試験はパスしたようで、ロックは我が家の一員となりました。しかし、安心してはいられません。 一週間後に飼い主の審査があるのです!ご主人に育てるためのいくつかのルールを教わり (今思えば、これらのルールは行動学に基づいたものでした)
(右)ロック4歳10ヶ月:男子
(左)コタロー3歳3ヶ月:男子
自分なりに忠実に実行し、ドキドキしながらロックを連れていきました。 結果は合格!ショップのボス犬にも叱られることなく、ロックは落ち着いた良い子に育っていました。 (ボス犬に叱られない子は珍しいそう!バカ親ですね;)ご主人に勧められ、何冊かしつけの本を購入しました。 それらはすべて日本のものではなく、ヨーロッパ、アメリカの博士が書いたものを訳したものでした。 読んでみて欧米のしつけの進んでいることを強く感じました。 以後、トリミングのために月一度ショップに出かけましたが、そのたびに「ちょっとかまい過ぎなんじゃない?」 「お留守番長いでしょう?」と、ズバリ心当たりがあるところを指摘されました。 ご主人は犬を見るだけで、そんなことまでわかってしまうのです。 私もそんな風になりたくて訓練士になろうと決心し、養成学校の門を叩いたのですが、さて、そこで経験したこととは、、。
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