| 本種はアロワナの中でも最も美しいと人気の高い種である。
マレーシア、ボルネオ、インドネシアに分布し、70cm程になる。
現地を始め、中国や台湾の華僑の間で古くから最高の縁起魚として「旺家魚」または「幸福を呼ぶ魚」として崇められ飼育されてきた。
しかし、自然環境の破壊、乱獲で年々減少の一途をたどり野生種に関してはワシントン条約によって捕獲が禁止されている。
現在我が国に輸入されてくるものは、インドネシアやシンガポールにおいて養殖された個体である。 |
 |

[アジアアロワナ] |
| 本種は寿命が長く、10年、20年という個体もいる。水温は26〜29℃、水質は軟水の弱酸性を好むが、やや硬水の水でも中性から弱酸性、
ph7〜5.4程であれば十分飼育ができる。同サイズのものであれば5〜6尾の混泳も可能。
他の大型魚、ガーパイクやダトニオ、ポリプテルス等との混泳もできる。繁殖は非常に難しい。産卵、繁殖法はシルバーアロワナと基本的には同じである。
雌は3才程で産卵可能となるが、雄は3才以上でないと繁殖には使えないようだ。
2尾を一緒に入れると大きな争いをするので、必ずセパレーターを用意し何度か様子を見る。
求愛行動は迫力ある豪快な追尾、体側誇示から始まり、息が合い気持ちが高まると雄は雌に体を押し付け、「ブブー」と大きな求愛音を発する。
その後突然2尾が体を寄せ合い水底に産卵をする。卵は1回に30〜80個程だが、雄が口に含んで育てられるのは20〜30個前後。
卵は28〜30℃で、雄の口に含まれて12〜15日前後で孵化する。60日をすぎる頃から口より出入りを始め、
90日をすぎる頃まで餌の取り方や周囲への警戒の仕方等を親がつきっきりで体で覚えさせる。
この時にはもう70mm程に成長し、赤ヒレやメダカを食べることができる。(その間なんと3ヶ月もの間親はほとんど何も食べず、子供達を見守っている。) |
|