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■第15回 ノトブランキウス ギュンテリー(卵生メダカ 休眠卵を産む魚達)
本種はグッピー等の仔魚を産むメダカとは異なり卵を産むメダカの仲間である。 これらの多くはアフリカ大陸に分布し、体色の原色や細かい模様の美しさが魅力である。 水質はピート等を入れた古い弱酸性の水を好み、水温は20〜25℃と低めを好む。 餌は何でもよく食べ、30cmの小さな水槽でも十分に飼育することができ、エアレーションもフィルターもごく小さなものか、あるいはなくても良い程です。 彼らの仲間は非常に特異でとても興味深い産卵生態を持っている。 彼らの生息地は雨期と乾期にはっきりと別れている。 ノトブランキウス ギュンテリー
[ノトブランキウス ギュンテリー]
雨期の始まりと共に生まれ、乾期になるとピートや底泥の中に卵を産み残し死んでしまう1年生魚なのだ。 そのため彼らは特殊化した卵を産むたくましい力を持っている。その卵はわずかな水分、湿気だけで数ヶ月も耐えることができる。 繁殖には3cm程の若親、メス2尾オス1尾のトリオにしたほうが良い結果を生むようだ。水槽の底をガラス板等で仕切りピートモスを入れる。 ペアはピートの中に潜り込んで産卵する。オスが大きな背ビレでメスの体を抱くようにして押しつけ体を震わせながら、産卵、放精を繰り返し、 1日に10〜30個の直径1mm程の卵を毎日のように生み続ける。ピートモスを7〜10日に1回のわりで取り上げ、水分を手で絞り、 適度の水分が残るようにしてビニール袋か、蓋付きシャーレに入れ密閉する。 卵はとても厚い卵殻に覆われているのでピートを握りしめた位ではつぶれるような事はない。この状況で卵を保護(休眠)させる。 その期間は温度、湿度によって異なるが、20〜22℃で2〜3ヵ月、24〜28℃で1ヵ月程で孵化の時期がくる。 ピートごと飼育水を入れたケースに入れエアレーションをすると2〜3時間程で仔魚が次々と孵化してくる。 5〜6時間もすると餌を食べだすのでブラインシュリンプを与える。成長は目にみえて早く、1ヶ月もすると性別がわかる程になる。
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