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■第11回 エジプシャンマウスブルーダー(口内保育をする魚)
 古くから最も多くの人に知られた、マウスブルーダーの代表的存在、可愛いドワーフシクリッドである。 ナイル川下流域、東部から北部アフリカに分布し、3〜5cmになる。水質は中性に近い弱アルカリ性の水で、水温は24〜28℃ほど。 丈夫で飼いやすく、性質は温和で他魚との混泳も楽しめる。餌は冷凍赤虫、人口飼料等何でも良く食べ、成長も早い。 3cmほどで十分に成熟してくるので、45cm水槽でも飼育、繁殖ができる。 本種はマウスブルーディング(口内保育)という面白い繁殖行動を最初に馴染み深いものにしてくれた。 雄は雌よりも体が大きく色彩が非常に美しくなるが、雌は地味で腹部にふくらみが出てくることで区別が出来る。 本種はペアで飼育すれば比較的簡単に繁殖させられる。産卵行動は、発情した雄が砂底に口で小さなすりばち状の産卵床を掘ることから始まる。 穴が完成するとヒレを広げて雌をしきりに誘い込み、2尾で回転をしながら産卵をする。1回の産卵で20〜80個程の大きな卵を雌が口にくわえる。 卵仔魚の保育保護は雌の役目で雄は関与しない。 10〜12日すると雌は周囲の安全を確かめながら稚魚を口から出し泳がせ始めるのでブラインシュリンプを与える。 が驚きの声をあげる。
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