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■第12回 人に感染する病気2
 オウム病の病原体はクラミジア・シッタシー。 オウム、インコだけでなく多くの鳥類、哺乳類、人を始めとして牛、猫、綿羊、両生類にまで感染します。 鳥からの感染としてはオウム 、インコ、七面鳥、あひる、鳩が、人のオウム病の感染源として重要ですが、 身近にいる哺乳動物特に猫のクラミジア感染症から人への関連性も示唆されています。

 鳥の場合当院の経験では、ショップから購入後1月以内にクシャミ、鼻水、涙目、下痢の鳥を検査すると、1/3近い鳥が陽性の反応がありました。 ただ、感染した鳥でも一ヶ月投薬を続けますと、全症例で陰性になりました。

 新しい鳥を購入したらすぐオウム病検査をして、もし陰性でも潜伏期間を考え一ヶ月後に再検査をして欲しいと思います。 新鮮な便で検査が可能ですので、詳しくはお近くの動物病院で相談してください。

 鳥の飼育の基本として、口移しに餌をあげたり、キスをする、一緒に寝ることは絶対にしてはいけません。 ケージの掃除を1日1回は必ず行い、糞に素手で触らないようにし、できるだけマスクをして掃除をしてください。 鳥に触れたり、掃除の後はよく手を洗い、肩に鳥を乗せたまま、台所に入って料理をすることは避けてください。 また、鳥にはストレスが加わらない様にします。ストレス性の下痢で腸内細菌のバランスが崩れて隠れていた病原菌が出てくることもありえます。 人の潜伏期は1〜2週間で感染した鳥との直接接触、病原体を含む糞便や鼻汁の経気道感染です。 発熱、悪寒、食欲不振、頭痛、筋肉痛、咽頭痛等で始まり、インフルエンザの症状と区別がつきません。 軽症では数日で平熱になりますが、重症感染では10〜14日高熱が持続することがあります。 もし体調を崩したら、必ず病院で医師にオウムを飼っている事を伝えてください。今回で最後になりました。 くれぐれも鳥も人も健康が第一です。楽しく鳥と過ごせるように飼い主の方は充分に注意してください。
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