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■第11回 人に感染する病気1
 今回と次回は人の健康を守るため、2つの病気について書きます。

 アレルギー性肺胞炎は鳥類の羽毛、フケ、糞便などに対する過敏症によって誘発される人の呼吸器疾患です。 急性型は大量の鳥類の抗原に接して発症し、発咳、呼吸困難、発熱、悪寒が主であり肺病変がレントゲンで認められます。 このような反応は無治療でも24時間以内に回復します。亜急性型は抗原刺激が徐々に、かつ長期に継続した場合に生じ、 乾性発咳、進行性呼吸困難が主であり、引き金になるような暴露は明確ではありませんが、鳥類とのそれ以上の接触を予防することにより、予後は良好です。

 慢性型は進行性呼吸困難、非進行性発咳、体重の減少があり、肺では炎症反応が認められますが、 この状態は回復不可能であり鳥類の抗原暴露を完全に防御する事だけが悪化を防ぐ手段です。 慢性型は低濃度の鳥類抗原に長期間暴露された場合に発生して、愛玩鳥飼育者での発生が主であります。

 本症の亜急性型はインフルエンザ、その他軽度の呼吸器感染症に類似しているため見逃されている事が多く、飼育鳥の数に依存せず、 飼育者の感受性に依存しています。典型的経歴は2年あるいはそれ以上鳥に接触し感作されていることですが、 鳥類の抗原に対して陽性反応を示すが発症はしていない無症状の患者も、おそらくセキセイインコの飼育者の8%以上を占めていると言われています。

 本症の患者は、すべての愛玩鳥及び家禽による感作を予防し、残念ですが、他の愛玩動物を選択するべきでしょう。 楽しくなければ趣味ではありませんが、健康をこねてはいけませんね。
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