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■第9回 フクロウ等の猛禽類について
 猛禽類は体が大きいので、鷹匠の人は別として、 学校の体育館くらいの鳥小屋を用意して飛ばせる事が出来なくては運動不足になります。ましてワシ類は東京ドーム以上広くないと可哀想です。 普通の人が飼育できるのは小型のタカとフクロウ類でしょう。それでも充分な大きさの鳥小屋を用意してください。

 餌は基本的に肉食ですが、タカ類は基本的に小鳥を食べます。 手に入るなら、生きた雛を与えますが、生後すぐの雛では栄養価が低いので少し育てて栄養を付けてから与えます。 フクロウ類は基本的に小型の哺乳類(マウス)を与えます。元気なマウスですと逆にフクロウが襲われますので、頭部を強打して失神させてから与えます。 冷凍の雛やマウスは腸内細菌の問題があるのでは解凍してから内臓を取って与えてください。昆虫食の鳥には与える昆虫の栄養価を高くしてください。

 餌を与えた後は修羅場になりますので、きれいに掃除をします。不潔な環境が病気を招きます。 特に止まり木が不潔になると足の底に細菌感染を起しやすくなります。

 ワシ・タカ、フクロウ等の猛禽類は勇ましいし可愛いのですが、普通のご家庭での飼育は餌の問題や衛生管理、飼育費用、 危険性を充分に考えてからにしてください。簡単に飼育出来るような言い方をするペットショップや本もありますが、 私も野生の猛禽類で怪我をした事があります。とにかく爪には充分に注意してください。 大変危険ですのでその覚悟のある方で、餌と設備にお金をかけられる方でないと飼育できません。 また最近、密輸密猟した違法のタカも売買しているようですので、そのような鳥を見つけたときは直ちに行政に連絡した方が良いと思います。
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