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■第5回 繁殖障害
 繁殖障害としては卵秘、産卵過多、卵管炎、卵性腹膜炎等があります。 いずれもホルモンのバランスが悪いためと考えられます。産卵過多とは卵の生みすぎです。 セキセイインコや文鳥等手乗りの鳥が多く、卵を生むと飼い主の方がすぐに取り除いてしまうために、卵を生み足し続けてしまいます。 10数個も生めば鳥も疲労してしまいます。このような時は巣箱や巣皿を取り除き、発情を促す可能性のあるものは無くします。 それでも生んだ場合はそのままにしておくとやがて抱き始めますので2週間位して産卵の周期が終わるまで待ちます。

 鳥は自分で生んだ卵の数がわかります。自然界では卵を取られてしまうことはいくらもあるわけで、そのままでは自分の血を残せません。 その逆をいくのがカッコウやホトトギスで托卵するときに一つ卵を捨てて数を合わせるのです。 卵詰まりは籠の下に座り込んでなんとなく力んでいるのでわかります。下腹部に卵も触ります。 最初の一日は30度以上に保温してみてください。翌日になっても生まなければ病院に連れて行きましょう。 3日以上卵が詰まっていると卵と卵管が癒着して出しにくくなります。

 卵性腹膜炎は慢性の卵管炎から、卵管が腫れてきたために直腸が圧迫をうけて排便がしにくくなり、大きな便をするようになります。 やがて下腹部が腫れてきてヘルニアを起こすこともあります。根本的な治療は手術ですが、危険も多いので獣医師と良く相談しましょう。

 卵詰まりや、卵管炎は早めに病院で診察を受けてください。
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